TO熊カード2012/06/20 18:44

TO熊カード

 

熊本市内は多くのバス会社の路線が乗り入れている。産交バス、熊本市営バス、熊本バス、熊本都市バス、熊本電鉄バスなどである。中心部では路線が重なっているので、現金でないとどのバスにも乗れないかというとそうではない。各会社共通に使えるプリペイドカードがある。さらに市電にも使える。これは大変便利である。このカードの名前は「TO熊カード」という。これをいきなり読める人は少ないと思う。トゥーユーカードと呼ぶらしい。

 

このカードのメリットは、もう一つある。それは、カードをカードリーダの手前で入れて、奥で出てきたのを受け取る方式である。つまり、降りる際に、手前でカードを挿入し、降車口に進みながら出てきたカードを受け取れる。この距離はわずか30センチ程度であるが、手の長さがあるので、ほとんどの人は挿入した後は止まらずに降りながら受け取ることが出来る。

 

以前、いた青森のバスはカードを下に向かって半分ほどカードリーダに差して、読み取り後にそのまま上に抜く方式であった。これだと完全に人の流れが止まってしまう。ちょっとの差のようだが、何人も降りると、その時間の差はかなり大きいような気がした。こちらの方が合理的だと感じる。10年後には、バスカードもスイカのように非タッチ式になっているかもしれない。


小惑星2012/06/21 20:17

小惑星

ネイチャーによると、平成24年5月29日に小惑星が地球の近くを通過したらしい(http://www.nature.com/news/astronomers-catch-asteroid-in-near-miss-video-1.10873)。ハワイにある赤外線望遠鏡がそれを捉えている。その小惑星は高度約6000kmと36000km(静止衛星の高度)の間を通過したとのことである。

ちょうど6月3日にNHKのサイエンスゼロで「地球に迫る天体衝突の脅威」という放送があった。100年前の1908年6月30日に、シベリアのツングースカに隕石が落下して爆発し、東京都に匹敵する面積の森林がなぎ倒され破滅的な破壊が引き起こされている。この付近には湖があって、この隕石の衝撃が大きな窪みを作り、それが湖になった可能性があるとのことだった。この隕石の大きさは直径約わずか70メートルという推定もある。それでこの威力である。ちなみに隕石は、大気に突入すると、通常は燃え尽きるか爆発して粉々になってしまう。隕石が大きいとその爆発は地上近くになり、その衝撃力は我々の想像を絶するもののようだ。

2004年12月には、NASAが直径およそ400mの小惑星が将来に地球に衝突する可能性を発表した。そのようなものが大気に突入して爆発したら、その影響は計り知れない。恐竜が絶滅したのは小惑星が地球に衝突したからだという説もある。幸い、NASAが発表した小惑星は地球にはぶつからないことがわかったようである。しかし、火星の公転軌道の外側には無数の小惑星がある(小惑星帯と呼ばれる)。相互の衝突や惑星による引力によって軌道が変わる場合もあり、またそれ以外に漂っている小惑星もある。近い将来に小惑星や大きな隕石が地球にぶつからないという保証はどこにもない。


ビニール傘2012/06/28 22:38

ビニール傘

 

どういうわけか安かろう悪かろうというイメージがあるが、ビニール傘には重宝している。ビニール傘は、明るいし、顔の前にかざしても前が見える。前から来る人とぶつかる心配もない。さらに、濡れていても傘を振れば水はほとんど飛んでしまうし、軽く拭けば干す必要もない。傘として使い勝手は非常によい。

 

難点は、なぜか安いため、骨組みが華奢であり、すぐに曲がってしまうことである。400円くらいだったが、65cmのビニール傘を買ってしばらくして強風で骨組みが曲がってしまった。クリップを伸ばしてちょうど良い長さに切断して、骨組みのU字溝にあてがってまっすぐに矯正して使っていた。それでもしばらく使っていたら完全に曲がってしまった。

 

見回すと、ビニール傘を使っている人は全体の1割くらいだろうか?なぜもっと普及しないのか、私にはわからない。安くて華奢なために、かえって使いづらいのか?私は、1000円出しても良いから、頑丈な骨組みのビニール傘がほしい。